書評

【メモの魔力】若手営業マンが学ぶべきメモやノートをとる技術

若手の営業マンは上司や先輩社員から

「メモをとれ」 「学んだことを日々、ノートにまとめろ」

こんなアドバイスを受けることがあると思います。

メモやノートをとらない人は 少ないと思いますし、日々の出来事も 若手社員であれば日報にまとめて提出しているでしょう。 では、どのような目的でメモやノートをとるのでしょうか。

営業マンがメモを取る目的と取り方

営業マンがメモを取る目的は経験値と成功例を蓄積するためです。
その方法としてメモを取ります。
営業はお客様となりえる人に日々接触して
役に立てないかどうかの突破口を探します。

しかしながら、お客様は日々多くの営業から
アプローチを受けているために営業に対して
煩わしくネガティブな印象を持っています。

そのため困っていることや解決したいことがあっても
なかなか営業に話をしてくれません。

そこで、お客様になってくれる可能性が
ある人からお悩みを聞き出したり、
前向きに検討いただいたりするために
情報を蓄積するためにメモやノートをとるのです。

世の中には数多の「営業教本」があることからもわかるように
お客様から話を聞き出したり、決断を迫る話法には
何パターンかの型があります。
これが俗に言われる「営業トーク」です。

しかしながら、営業トークの型通りにいくことは滅多にありません。
自分自身で多くの人とコミュニケーションをとり
手ごたえを感じた瞬間を覚えて、それを他のお客様と話す際も
応用できないかを考えて自分だけの営業トークを作る必要があります。
この作業の精度を高めるためにメモやノートをとることが必要なのです。

メモの魔力に学ぶ営業マンのノート術

メモやノートをとることを習慣化したり、
その意味を再度考えるうえで参照してほしいのが
『メモの魔力』という本です。

この本はSHOWROOM株式会社の前田社長が出した本で
昨年のビジネス書ランキングでもトップの売り上げを誇っています。
最近では、この本をきっかけにしたオンラインサロンも始まっています。

メモを取ることがここまで大きなコミュニティを作る
きっかけになっていることは、メモの重要度が高まっていると多くの人が実感しているからです。

前田流のメモの取り方は下図のようなフォーマットに沿います。

まずは左のページに実際に合ったことを書きます。
右ページにそれを抽象化したこと、そのさらに右に
他にどのように転用できるかを書いていきます。

一見すると、とても難易度が高いですが
お客様がされた話やうまく切り返せなかった部分を
左のページに書き、右のページにはそれが起こり得そうな
別のシーン、転用のところに自分が出した答えやアドバイスを書いていけば
自分の営業トークがどんどん磨かれていきます。

毎日経験するだけではなくて
メモやノートを使って、経験をどんどん蓄積していきましょう。