考え方

働き方を考える

2018年6月29日に参院本会議で働き方改革関連法案が可決・成立しました。
この法案が施行されるのは今年の4月1日 いよいよ1ヶ月を切りました。

長時間労働の是正や柔軟な働き方、雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保等を
も目的に作られた本法案ですが、日本人の働き方のターニングポイントとなりうる
法案だと思います。

日本人が働き方が変わる岐路に立たされているこのタイミングで「働き方」に
関する意識がどう変わってきたかを振り返るのは重要だと思います。

働き方の捉え方 変遷

中世14世紀ごろまで労働とは生活維持のための生業 つまり食べ物の生産活動でした。
それが近世に入ると宗教や従属関係と労働がリンクし召命や身分を守るための意味合いに
変化しました。
1780年代に入るとフランス革命などの市民革命により労働者の意識が変わりました。
義務や従属としての労働から経済的成長のための手段として労働が定義づけられるようになりました。
経済的成長が加速する反面、様々な課題が出てきました。それは「人間の疎外化」です。
封建制度から解放された多くの市民は資本家から搾取され、機械のリズムに合わせた生活を
余儀なくされたのです。そんな時代背景の中 アダムスミスやマルクスなどの有名な思想家が
新たな価値観を社会に提唱したのです。

現代の労働観

現代に入り、労働観は二分化されています。1つは仕事を自分の自己実現の手段として取られているポジティブな労働観。
もう1つは3Kに代表されるように、自分にとって、その労働に価値を見出せておらず、収入も上がりづらいため、働けど働けど楽にならないネガティブな仕事観になってしまします。

AIをはじめとする技術の発展で、3Kのような仕事が、どんどんなくなっていくことは目に見えています。その時、どのような仕事やワークスタイルを選ぶか
つまり自分の軸を発見しておくことが大切になります。

働き方改革関連法案から考える未来の働き方

冒頭に書いた働き方関連法案の成立で下記の変化が1ヶ月後には始まっています。

  • 年次有給休暇の取得義務
  • 残業時間上限の義務化(厳格運用)
  • 勤務間インターバル制度
  • 高度プロフェッショナル制度
  • 産業医の機能強化
  • 同一賃金同一労働
  • 割増賃金率の猶予措置の廃止

以上の項目です。
これらの導入により1人あたりの生産性の工場が企業側から
より強く求められるようになります。
生産性を高めるには、その業務にいかに、のめり込めるかが
大きな要素になってくると私は思います。

自分の軸を定め、本業、副業でいかに自分の価値観と仕事を
繋げられるかがよりよい人生を過ごすヒントになるのではないでしょうか。