働き方改革

働き方改革の影響で会社の人間関係が希薄に?忘年会スルーがトレンド入りした理由

忘年会シーズンですね。私の所属する部署では月曜に忘年会がありました。若いメンバーがビンゴゲームを企画してくれたので、皆が楽しめた忘年会になったと思います。

12月10日の晩から11日にかけてTwitterで忘年会スルーがトレンド入りしています。
ツイート内容を見ていると忘年会や新年会など、季節の会社での飲み会にネガティブな印象を持っていた人は昔から、かなり多かった印象を、私は受けました。

しかしながら、ここまで顕著に忘年会が避けられたのは初めてだと思います。
嫌々参加していた忘年会を堂々とスルーできるようになった理由を深掘りしていきたいと思います。

会社での人間関係が希薄になったと考えられる理由

会社での人間関係に関するデータは様々なものがあるため、そもそも論で希薄になっていないと考えている人もいるかもしれません。しかしながら、ここまで堂々と会社への不満があらわになったのは珍しいので、その要因を考えたいと思います。

  1. 尊敬できる上司がいないから
  2. SNSをストレスのはけ口にしているから
  3. 1つの会社に勤めあげる意識が昔と比べて低いから

気を悪くされてしまった方も最後まで読んでいただけると嬉しいです。1つずつ見ていきます。

尊敬できる上司がいないから飲み会に行きたくない

「最近の若者は・・・」と同じくらいの頻度で「あんな上司にはなりたくない」という上司部下論争をネットのいたるところで見かけます。では、現代の若者は何故上司の事を毛嫌いするのでしょうか。一言でまとめるとネットの発達が原因です。

  • コミュニケーションの量は増えたが希薄になった
  • 会社に縛られない生き方がもてはやされる風潮

ネットがここまで発達していないときはメールのテンプレートから、雑務の細かいルールまで上司が部下に教える必要がありました。しかしネットで調べると「答えらしきもの」は出てくるのが現代です。ネットの発達は上司と部下の細かい会話を減らしました。加えて対面コミュニケーション以外にメールやチャット、LINEなどでサクッと連絡を取れるようになったため業務連絡だけに終始し会話が減ったことに気が付きにくいことが1つ目の要因です。

もう1つはYouTubeやネットで有名になったインフルエンサーと呼ばれる人たちが会社に縛られない生き方を善しとするスタンスで情報発信をするため、個人主義的考え方が考え方が肯定的になったため、会社に自分の時間をすべてささげているような先輩社員を理解しがたい若手社員がいるのも現状です。

SNSをストレスのはけ口にしているから

ネットで会社への不満などが話題になった際、必ず語られる反論が「昔から不満に思っていた人は多いが、発信する場所がなかった」という意見です。ごもっともだと思います。Twitterの一番のポイントはアカウントをいくつも持つことができることです。会社用・リア友用・趣味用のように3つのアカウントを持っている人も少なくありません。そのため「鬱憤」が昔よりはるかに発散されやすく表立って話題になりやすい環境が整っているのです。

若手社員は1つの会社に勤めあげる意識が昔と比べて低い

昔と比べ、有効求人倍率が上がり、転職しやすい環境になっています。そのため転職する人も多く、その会社で必ず勤め上げる必要が無くなっています。我慢できなければやめればいいとサッパリと割り切った考え方を持つ人が増えているような気がします。そのため、忘年会で尊敬していない上司の話を聞いたり、幹事として動き回ることに大きな拒否感を示す人が少なくありません。今の若手社員は学生のころから細かくコミュニティに分かれて、その中のルールに縛られながら気づかいをしながら過ごしてきました。そのため気を遣う大変さが身に染みている子が多いのです。

ザっと考えうる理由を書きましたが、忘年会スルーは企業の家族的経営が立ち行かなくなっている一部分の現象だと思います。「会社は家族」という考え方に関しては知識がないので肯定も否定もできませんが、若手・ベテラン関係なく会社との距離感のつかみ方が変わっているのは紛れもない事実でしょう。いっそのこと文化自体をなくして好きな人と好きなように楽しめば良いと思います。