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BiSHが人気を集める理由を曲とメンバーの両方から解説

外出を自粛しているため、家で音楽や動画を楽しむ時間が増えているのではないでしょうか。様々なアーティストが動画配信を始めたり、サブスクで曲をリリースしています。その中でも特におすすめなのがBiSHです。

アメトークや水ダウで話題のBiSHとは?

BiSHは楽器を持たないパンクバンドというキャッチコピーの6人組の女性グループです。
グループ名のBiSHはBrand-new idol SHiTの頭文字をとったものだといわれており「新生クソアイドル」と訳されます。

新生クソアイドル、楽器を持たないパンクバンドと言われる理由は?

キャッチコピー・グループ名とも、一般的にイメージされるアイドルとはかけ離れていますが、いったいどのようなグループなのでしょうか?

BiSHは2015年3月に結成。5月にインディーズデビュー、2016年5月avex traxよりメジャーデビューしました。上の写真の渡辺淳之介氏はBiSをプロデュースしていた方で、「BiSをもう一度始める」と宣言しBiSHが始動しました。

2015年5月27日に1stアルバム「Brand-new idol SHiT」をリリースしました。このころは肩書が「新生クソアイドル」だったのですが2016年の下旬からは「楽器を持たないパンクバンド」に肩書が変更されています。

BiSHの楽曲は松隈ケンタと、そのチームであるスクランブルズが作曲をしており、メンバーの高い歌唱力や表現力と相まって実力で人気を獲得しているグループになります。

BiSHのメンバーとおすすめ楽曲

BiSHのメンバーは現在6名ですが、結成から3名のメンバーが入れ替わっています。ここでは最新の6名を取り上げたいと思います。メンバー全員が個性(強み)を持っており、ソロでの活躍も増えてきました。
メンバーの中では、BiSHに加入する前にご当地アイドルをやっていたメンバーがいるため、本名や年齢が公開しているブログもありますが、このブログでは非公開情報には踏み込まないようにします。

アイナ・ジ・エンド

BiSHの「おくりびと」担当のアイナ・ジ・エンド

アイナはBiSHでサビ部分やメインのメロディーラインを歌う、歌唱の3人のうちの1人です。上図の右がアイナさんです。

アイナ・ジ・エンドはプロの世界でもアーティストとして高い評価を受けています

  • リズム感とピッチがずれない声量の持ち主
  • 曲の世界観に引き込む独特のハスキーボイス
  • BiSHのダンスの振り付けを担当

BiSHはバラード調の曲は少なく、ゴリゴリのギターサウンドやストリングス(バイオリンとかピアノ)が重なった激しめなサウンドに文字数を詰め込んだ詞を乗せて疾走感あふれる曲に仕上がっている作品が多い印象です。
そんな難しい曲の中でもリズムやピッチを外すことなく、歌い上げる技量の持ち主です。

そしてアイナ・ジ・エンドの代名詞と言えば「ハスキーボイス」
この声が曲のメリハリを強調し、聞き手を曲の世界観に引きいれます。
実際、プロからの評価も高く「声楽家が選ぶ本当に歌がうまいアイドル」でも何度も名前が挙げられています。
その圧巻のパフォーマンスは、この動画が最も伝わると思います。

こちらは幕張メッセのライブ映像ですが、アイナの良さが凝縮された最高のパフォーマンスです。

曲中の振り付けもアイナがつけたもので、音楽系のバラエティ番組の中で、振り付けを考えるためのノートを公開したことがあり、メンバーやBiSH周りのスタッフから絶大な信頼を得ています。

セントチヒロ・チッチ

BiSHの「見た目は真面目、中身は悪女。これでも彼氏は2人まで」担当のセントチヒロ・チッチ

BiSHでサビを担当することが多い3人のうちの1人です。グループの中ではリーダー的なポジションでメンバーのお姉ちゃんのような存在で音楽番組に出たときに真ん中のポジションでMCとのやり取りや曲ふりを担当することが多いです。

歌唱力もグループ内でトップクラスを誇っており、透明感のある歌声でアイナと双璧をなしています。高い歌唱力を買われ、レコーディングでは最初に曲入れをすることも多いそうです。

歌唱力の高さ、ファンからの指示の高さでソロプロジェクトでも素晴らしい歌声を披露しています。

銀杏BOYZの名曲「夜王子と月の姫」をリーガルリリーのプロデュースで見事に歌い上げています。
その歌唱力の高さと表現力の豊かさでBiSHやチッチのファンだけでなく、銀杏BOYZやリーガルリリーのファンからも高い評価を得ました。

チッチ本人も「たからもの」とソロデビューの喜びを表現しています。

シンガーとして技術面の評価が高いチッチですが、ストイックさでもグループを引っ張っています。この記事の冒頭にBiSHの最新曲「 Tomorrow」のMVではドラムを担当しているのですが、MV上で本当にたたいているとのこと。アーティストとしてのセンスと努力家としての真面目なパーソナリティが垣間見えるエピソードだと思います。

モモコグミカンパニー

BiSHの「あまのじゃく」担当のモモコグミカンパニー

身長147センチとメンバーの中で一際小柄なモモコグミカンパニー。バラエティ番組やラジオの中ではイジラレキャラが定着しています。Twitterの更新頻度はメンバーの中で最も高く、日々の生活や変顔から真面目なツイートまで様々な情報を発信してファンを喜ばせてくれています。

モモコグミカンパニーを語るうえで欠かせないのが「言葉選びのセンスの良さ」です。たくさんあるBiSHの名曲の1つに「リズム」という曲があります。

この曲はアイナ・ジ・エンド作曲にモモコグミカンパニーが詞を書いています。柔軟剤のCMにも起用されたり、アイナ・ジ・エンドが声帯の手術前に作った思い入れの強い曲であるため、ファンの中でも人気の1曲です。

ハシヤスメ・アツコ

BiSHの「めがね」担当のハシヤスメ・アツコ


メンバーからは「あっちゃん」と呼ばれ親しまれています。ラジオでは進行役が多く、チッチと同じくお姉ちゃん的ポジションです。
楽曲内ではメロディーの低音部を担当することが多く、曲に安定感を与える存在感を発揮しています。

また最近ではAbemaTVの番組で準レギュラーを務めるなどトーク力を生かしたグループ外の仕事にも進出しています。

毎週の出演ではないのですが、第1回の出演では緊張しながらも、しっかり爪痕を残していました。マッチョな男性の募集など、彼女ならではの「好き」を活かした企画をしているので、今後に期待が広がります。

リンリン

BiSHの「無口」担当のリンリン

リンリンの歌声はBiSHの中で「スパイス」のような位置づけです。歌唱のパート自体は、メンバー間でも比較的少ないほうですが、ライブではシャウトやパフォーマンスで率先して会場をあおります。他のメンバーと比べて、声が高くアニメ越えなので、モード系の外見とのギャップやかわいらしさに驚く方が多いと思います。

お絵描きセンスも独自のものを持っており、メンバーで唯一インスタのアカウントを持っています。またその感性からかわいさとカッコよさを兼ね備えたBiSHの人気曲「beautifulさ」の作詞をしたことでも有名です。この曲はアンコール曲やセトリの最後の曲としても、よく使われます。

アユニ・Ⅾ

BiSHの「俺の妹がこんなにかわいいわけがない」担当のアユニ・

加入はBiSHメンバー最後ながら歌唱力と独特の歌いまわしで歌唱パートをたくさん得て、サビをたくさん歌っているメンバーです。歌がうまいだけではなく、作詞能力もあり「本当本気」は是非とも聞いてほしい曲です。

相当な努力家で魅力的なアーティストですが、他人と一緒にいることを好まず、自分を「根暗」と称して口数は少ないメンバーです。

渡辺社長はインタビューの中で合宿で見たとき、ひとりオーラが違う。絶対1回で通ると思っていたと語っており、マラソンでも高い身体能力を発揮しています。

特筆すべきはソロプロジェクトでPEDROというバンドを組んでいます。ギターに名プレーヤーの田渕ひさ子さんを迎えツアーや自身で作詞作曲をしたアルバムをいくつも出しています。本格的なロックバンドで自信はベースボーカルとして活動しています。音楽の仕事で最もソロ活動を行っているメンバーになります。

ソロ活動のPEDROを詳しく知りたい方は下記記事も読んでみてください

PEDROアユニDの成長 GO TO BED TOURPEDROはBiSHの人気メンバー、アユニ・Dのソロプロジェクトとして始まった3ピースバンドです。PEDROは本来であれば、この時期、グループで3度目となる全国10都市で全国ツアーに回っている予定でした。 しかしながら、コロナ禍で安全性に考慮するとの理由から、全ての公園が中止に。そこで、無観客ライブが開催されました...

BiSHのサウンドプロデューサーが語るメンバー

サウンドプロデューサー、松隈ケンタさんがメンバーやレコーディング時の裏話を語っている動画があるので、メンバーをもっと知りたい方は是非ともチェックしてみてください。

いかがでしたでしょうか。BiSHの魅力が伝わりましたか?曲や歌詞など細かいところまで書きたかったのですが、また別記事で紹介していきたいと思います。
(以下は5月27日深夜に追加執筆しました)

Bishが新アルバム2枚を7月にリリース。ベストアルバムの収益は全額ライブハウスに寄付と発表

まずは7月8日にリリースされる「FOR LiVE -BiSH BEST- (読み:フォーリヴ)」というアルバムです。
このアルバムの収益はBishにゆかりある全国30か所以上の都道府県70店舗以上のライブハウスに寄付されます。

リリース時のコメントにもあったように、Bishの特徴の1つにライブハウスやCDショップでライブをしながらファンを獲得し、成長し続けてきた歴史があります。そこへの恩返しや支援の意味も込めてこのような企画となりました。
このアルバムはCDショップの本店舗や、そこが運営するECサイト限定の販売となりサブスク配信はされません。
「あなたにとって一番大切なCDショップでこちらの作品を手に取っていただければ嬉しいです。」
このメッセージに込められているように、ライブハウスやCDショップといった現場で音楽を楽しむ原点と、そこへの敬意が表れているリリースとなります。

この取り組みは#BiSHベストアルバム大作戦と銘打たれ、Twitter上でも1日中トレンド入りをするなど大きな注目を集めました。
破天荒な企画で注目を集め、怖いもの見たさも含めてBishの音楽を聴いた人を感動させ「清掃員」にしてきたBishですが、ファンや関係者に対するリスペクトや愛情、熱さを持っているからこそ、人々に感動を与え続けているのだとファンが再確認した企画となりました。
アルバムの概要は是非とも引用したYouTubeからご覧ください。

もう1枚は「LETTERS」と題された7月22日リリースのアルバムです。
もともとはタイアップ企画のシングルを7月にリリースする予定だったBishですが、コロナウィルスの影響で予定されていたライブがたくさん中止になってしまったことを受けファン(清掃員)に向けた「手紙」として曲を増やし「BiSH Major 3.5th Album」としてリリースされることに決まりました。

特報の映像ではセントチヒロ・チッチさんが清掃員に向けて手紙を読み上げる形で映像が流れます。

「コロナウィルス」という誰が悪いわけでもない天災で楽しみが無くなってしまったり、生活の先行きが不安定で希望が見えづらくなっているファンに向けて寄り添う内容になっています。

Bishは、バラエティ番組などの演出では坂道グループなどと比べて「イロモノ」のアイドルグループとして紹介されます。ラジオで下ネタで盛り上がったり、テレビでは自己紹介の部分だけクローズアップされたりしています。
しかしながら、他のアーティスト同様、ファンを愛し、ファンに愛され、関係者に期待され、その期待を超え続けて地道な努力で高みにたどり着いたアーティストさんです。

是非ともBishの音楽を聴いて、元気や活力を受け取ってほしいと思います。

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